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自然の味はカラダにいい味

先日、オーストラリアの野生インコが肉を食べるところを人々が目撃をした、という記事を読んだ。

元々、その野生インコの主な食べ物は花粉、蜜、果実。時に、虫や幼虫を食べることもあるそうだ。

オーストラリアのニューサウスウェルズ州の環境・自然遺産局によると、自分の庭でインコに砂糖や蜂蜜、ジャムなどの甘い餌を与える人が増え、インコの大量死や早死の原因となっているとか。

不自然な食べ物を餌として与えられ、異常な偏食を引き起こしてしまい、肉を欲しがるようになったという説もある。

人間の食事でも似たような現象はあると思う。

食事で一番大事なのは、「自然」な味。食べ物のありのままの味を引き出す料理。。

例えば、根菜はきちんと調理されたら甘くてとても美味しいが、塩や調味料を入れすぎると野菜の元々の甘さが消えるし、小さい時から人工甘味料ばかり食べてると自然の甘さが分からない。

自然な味を忘れてしまうと、もちろん自然な食べ物では舌は満たされず、極端な味のする食べ物が欲しがるようになる。

もしかすると、その野生のインコたちも自然な味覚が台無しになってしまったのかもしれない。

野生の動物に無闇に餌を与える危険性も知らされたが、自然な食べ物がいかに大事か、考えさせられた今日でした。

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