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家庭料理の本当の意味:波動を合わせる

「Nさんって家ではお料理しないらしいのよ、、、娘が二人いるけど。」

つい最近、電話で世間話を始めた母が言う。

ええ、娘がいるのに?(しかも育ち盛りの)と思った。そういえば、昔、大学時代の友人が仕事場の上司についてこう語っていたのをふと思い出した・・・

「うちの上司、毎日お昼になると俺の弁当を味見しに来るんだあ。子供も家族もいるのに、彼女は料理しないらしいんだよね」

実際に友人の弁当を食べていたのかはどうか知らないが、上司が家庭で料理をしないという点が心に引っかかった。

「子供もいるのに料理をしないなんて、どうやって生きてるの?」と突っ込んだのを覚えてる。その友人にとっても、自分の上司の生活スタイルは理解に苦しむものだった。

手料理というのは家庭の基本。

手料理なしでは家庭は成り立たないし、最も、子供を健康に育てて、守るのに必要。

なぜ、手料理がそんなに大切なのか?

良質な材料を使ってるレストランで食べれば問題解決なのではないか?と問う人もいる。

理由は、2つある。

1つ目。基本的に自分と家族の健康を守るのはお医者さんの役目でもないし、政府や飲食業界の役目でもない。その食べ物にはどんな材料が入っているのか、添加物や聞いたこともない物質が含んでいるのかは、自分で調べて自分のリスクで食べる時代になってしまった。食品に興味を持つことによって悪いものを子供のカラダにいれる確率を多いに下げられる。

2つ目。マクロビオティックを勉強し始めた頃、久司道夫先生の本に次のような内容が書かれていた:

「毎日家族と手料理を食べれば、少ない言葉でお互いが理解できるようになる」

へと思った。
ご飯を一緒に食べるだけでテレパシーみたいに家族と分かち合えるようになんて。

でも最近ようやくこの文章の意味が分かってきた。

全てのものには波動がある。
食べ物もそうで、ものによって波動が違う・・・例えば、お肉と野菜、煮しめとサラダは波動が全然違う。

外食した時に自分はピザを食べて子供はうどんを食べたら当然、その後体内の波動は異なる。

自分の持っている波動によって様々な人、思想、出来事を引き寄せます。同時に、似たような波動の持ち主同士は頑張らなくても会話や関係がスムーズなのだ。

そう、家庭で一緒に同じ食事を摂ることによって波動を合わせることが出来る。

そして、手料理には必ず作った人の「気」が入る。お母さんが家庭で料理をする場合、お母さんの気が料理を美味しくする。

お母さんの料理が恋しくて自分で作っても美味しくないのは、お母さんの「気」が入っていないから。

家族を想う気持ちの込もった手料理をみんなで食べると更に絆が強まるのだ・・・

さあ、今日の夕飯は何にしようかな。

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