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マクロビ 育児

マクロビオティックで子供を育てる場合まず一番重要なことは健全な味覚を発達させることです。

赤ちゃんの食べ物の好みは胎児時代から、ある程度、お母さんの食事より影響を受けますが、離乳食を始めてから数年でその子の味覚が決まると言われています。

人口甘味料の入った食べものばかりあげると血を酸化させてしまい、塩気の強い食べ物を与えすぎると穀物や野菜の自然の甘味がわからなくなってしまいます。

塩の使用量については特に気をつけなければなりません。食べ物の自然の味を引き出すために入れるのが本当の塩の役目ですが、最近では入れすぎの場合が多いです。

アメリカで習ったマクロビの育児は、塩の量は子供が6歳になったら大人と同じ量を与え始めるということです。それまでは減らした量を慎重に食事に取り入れます。1歳になるまでは番茶で希釈した味噌汁以外、まったく塩を与えません。

子供に健全な味覚を発達させるために、もう一つ大事なポイントをマクロビオティックでは強調します。それは、食事を摂るときに子供をよく観察することです。赤ちゃんでも、その子によって好き嫌いがあるはずです。どういう食べ物に一番興味を示し好むのかを探り、かつバランスのよい食事を与えることが大事です。

スポーツコーチが選手の才能を最大に引き出すトレーニングをするように、お母さんとお父さんはまず食べ物をとおして子供の自然治癒力を高めることが大きな役目です。

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