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マイ・母乳育児

マクロビオティックの学校で知り合ったGちゃんも同じく新米ママ。

マクロビオティックの子育てお互い頑張ろうねーと、慣れない育児の話を共有したり、不安を打ち明けたり、お互いサポートしあう仲。

そんな彼女がつい最近こんな話をした。

「今度初めてお義母さんにD(Gちゃんの赤ちゃん)を預けるんだけどね。哺乳瓶のあげ方を説明したんだけど反応がイマイチなんだ・・・」

彼女は母乳しかあげてないから、今回預ける時は搾乳した母乳を哺乳瓶でお義母さんにあげてもらう。

哺乳瓶はおっぱいと違ってミルクの出方や量が違うため、例えば、粉ミルクしか飲んでない赤ちゃんは母乳の赤ちゃんに比べると飲む量が多く、ペースもはやい。だから母乳を哺乳瓶であげるときは途中で抱きかたを変えたり、ゲップをさせるなどのコツやテクニックが色々ある。

そうすることによって、オッパイからゆっくり飲むような感覚で赤ちゃんはミルクを飲める。

お義母さんは若い頃、我が子は粉ミルクで育てた。母乳の経験はまったくない。

普段オッパイから飲む赤ちゃんに哺乳瓶を粉ミルクと同じ感覚であげると、赤ちゃんがビックリしたり飲みすぎて苦しくなるかもしれないから、哺乳瓶のあげかたの注意点を丁寧に説明したそう。

するとお義母さんは、「私が赤ちゃんを育てた時はそんなことまでしなかったわ。それでも私の子供はちゃんと成長した」と主張している。

何十年も前に育児を経験してGちゃんの旦那さんと兄弟を立派に育てた私に哺乳瓶一つのことでいろいろ指示するなんて、なんて生意気な!と思われたそうです。

それか・・・授乳の実感を出すような哺乳瓶のあげかたなんて、コダワリ過ぎだと思われたのか。

たしかにGちゃんとは全然違う赤ちゃんの育て方だったけども、そのお義母さんは子供全員を問題なく、立派に育てられた、、、それはわかる。それは、お義母さんがその時自分で考えてやった自己流の育て方。

同じように、Gちゃんの母乳育児も彼女が決めてやっていること。

母乳は直接オッパイから飲むのが当然良い。でも、キャリアを持つ彼女は家でも外でも忙しい。勤め先ではお昼や休憩の時間を利用して電動ポンプで明日のミルクを搾乳する。帰宅したら母乳をあげて、家事の合間にもまたポンプで搾乳。哺乳瓶を使っているため純粋な母乳育児ではないが、できるだけそれに近い方法で育てたい、それが彼女の望み。

我が子をどう育てるかは、良くも悪くもお母さんの選択肢。
(子供の命を危うくするなどの極端な場合は別として)

Gちゃんの選んだ育児はお義母さんのとは違うけども、お義母さんのやり方を非難してるわけではない。

もっとハッキリ言えば、Gちゃんのお義母さんがどう子育てしたか何て関係ない。

Gちゃんは自分で考えて決めた育て方があるからだ。それは彼女の権利。自分のやり方とは全然違っても彼女の選択肢を尊重してほしい。

そして彼女の願う育児が実現するよう、家族と周りが100%サポートするべきだと、私は思った。

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