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ミトコンドリアは珪素~私たちの体のエネルギー

ミトコンドリアについて、NHK番組が取り上げていたのを見てみた。

お題は「若返る!、本当のスタミナUP法」 それが、ミトコンドリアとどう関わって語られるのか、興味がありましたが、ミトコンドリアなんて、学校の生物の時間以来でしょう。

番組では、先ずミトコンドリアが重要なスタミナの源であること、そして加齢と共に減少してしまうことを語っていた。では、そのミトコンドリアをどう増やしたらよいか?その為に効果的な運動の方法を紹介してました。

あ、やはりそこまでか。。もちろん、それはそれで参考になったのですが、実は、私が期待していたのは、もっと深いところ。

珪素という言葉です。

活力の源、ミトコンドリアは珪素(ケイ素)で出来ているといってもいいくらいだ。

われらの細胞にはミトコンドリアが多く含まれる。

われらの体の60兆の細胞のミトコンドリアは珪素で出来ているというわけです。

すなわち、『われらは珪素なり。』

しかし、、突然、『あなたは珪素なり。』、と言われてもねェ。。私だってすぐになんて腑に落ちなかった。こんな事がすぐにピンと来るのは目黒の“鉱石の女王”くらいだろう。

意外や意外、珪素はあちらこちらに姿を潜めていた。その最たるものは土や石。

足元の大地、地殻はほぼ珪素だったんだ。。。そして、山間の岩場を流れる水、湧水にも珪素は含まれる。

食べ物ではどうだろう。昔から漢方として処方されている多くの木の根っこ、皮、実、豆類。漢方では王様と言われる高麗人参もそう。更に昆布やワカメなどの海草。野菜で言えば根菜類など、、と実に私たちの周りに様々に豊富に存在しているように思う。

しかし、野菜も水も今や本来の姿でなくなってしまったことは、私たちにも周知の事実。

地球が長生きで加齢でそうなったわけじゃない。私たちが気付かなかった事は、母なる大地が農薬、化学物質などの為に痩せ衰え、作物に必要な珪素が減少していたことだ。

だから、私たちは知ってか知らずか、無農薬や肥えた大地で生産された作物を食べようとし、少しでも美味しい良質な水を探し買い求める。

これは、サプリで色々な栄養を補充する意味と、一線を画す。何しろ環境が変わらない限り、大事な珪素の恵みはこれからも減少していくばかりなのだから。

当の地球は火山、地震の活動期に入り、そんなことは知らぬ顔。珪素が減少して困る人間とは対照的だ。

現代人はスタミナがあるとかないとか関係なく、原始人と同じく、自然の脅威と向き合って行かなくちゃあならない。

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