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脚が痛い理由

その朝も、楽しみにラジオをつけた。

その番組は曜日によってジャンルが違いそれぞれの専門家が話すのですが、それがいつもなかなか興味深く、昨日もどんな話かと耳を澄ましていましたら、、

高齢になると脚が痛くなる方が多いです。歩くと痛くなり休むと又回復して歩ける、それを繰り返すというパターンがあります。。ここまで聞いて私には思い当たるふしがある。

久々に母と大桟橋を歩いた時のこと、休みやすみ歩く母の様子が気になったのです。それは疲れでなく脚が痛くなるのだそう。でも休めば又歩ける。ラジオの話と一致します。本人は年をとると皆そうと言ってますがどうも違うようだ。私はひとことも聞き漏らすまいとラジオに集中した。

番組の語り手、その医師も高齢者の脚の痛みが一般的に年をとったから、又、それは腰からきているものと十把ひとからげに言われていることに、異を唱えているのです。とくに、その休み休みなら歩ける状態を間欠性跛行というのだそう。

間欠性跛行(はこう) 初めて聞いた。

それはなんと脚の動脈硬化によるものだそうです。

更に聞けば、動脈硬化というと脳や心臓とまっさきに思い浮かぶのですが、血管は全身巡っているのですから脚だって動脈硬化はあるのです。しかも右脚が痛ければ次は左脚に進行する。

これは放っておけない。医師は対症療法として血管拡張剤など話していましたが私のなかではある想いがひろがる。

母は殆ど、病気という病気をしたことがない。血圧も高かったけれど食事を改善することで下げてしまった。それが出来る人なので私も油断してしまった。やはり自力では限界があるのだ。最初は薬だけでなくケイ素を飲んでもらっていたのに、もったいないと言って飲まなくなった。もともと丈夫な母には健康に過信があるのです。

脚は年を取れば誰でも痛いものという思い込み。そして体中に硬化が進む可能性もある。

弾力がありしなやかな血管美人に戻るために、先ずは病院の診察と、再び水溶性ケイ素を飲んでもらおうと思う。

たった15分のラジオの解説は医師ならではの専門的な解説で世間にはびこる思い込みを解いてくれただけでなく、危うい道を正してくれた。わたしたちが耳を傾けるべきはこういうところにある。

過信と思い込み、これらはさっさと取っ払ってしまいましょう。まだまだ、母には旅行に行ったり楽しんでもらいたいですから。そしてそれは未来のわたしにも重なるのです。

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