ブログ

好転反応は夜明け前

好転反応という言葉をはじめて聞いたのはアトピーだった長男が3才の時のこと。

読んで字の如く状態が良くなっていくうえでの反応ですが、これが分かりずらいのです。
いったん悪くなったようにみえるのでそこでやめてしまう人も多い。
みんながみんな一直線に良くなれば分かりやすいものを。。

当時、長男はステロイドの副作用で入院しました。
もう目と口しか見えないくらいに包帯でぐるぐる巻きにミイラ状態。
体中に薬をたっぷり塗って一週間もしたら、、、

あっという間に治ってしまった。
簡単かんたん、、やめられないですよね。

退院して3日、今度は治ったはずがウソのように元に戻っていく。
強力な薬だけに悪化するのも早かった。。
ああ、治った様に見えたのは一時的、、薬を塗り続けなければならないという選択がその時消えた。

その時思ったのです、とにかく何だか分からないけどあるべき姿に戻そうと。
そうだ、以前いったことのある皮膚病にいいという島根の鉱泉、早速取り寄せ日に何度かつけてみた。

それからが大変。

皮膚は水ぶくれのようになり体液が浸み出す。うっかり掻こうものなら血が噴き出す。
かかりつけの先生も傷口から菌が入って脳に廻れば死ぬこともあると釘をさす。
もうこどもには、絶対治してあげるからね。それだけを言った。

病院の薬に頼らないということは多少の覚悟がいる。
しかしそこが大きな分かれ道。
大きな賭けだったけどゆっくり道を探しながら今日まで来たものだ。

ここで、マクロビ娘の長女に聞いてみた。
好転反応をどう捉えているのでしょう。

曰く、、病気になるような食の人にいきなりいいものを入れると 好転反応をおこす。
極端さが好ましくない。例えれば、枯れ過ぎた植物に水あげても無駄、、状態が悪すぎて。。
ならば少しずつ少しずつ、時計の振り子のようなもの。良くなったり悪化したりを繰り返していくうちに、だんだん振れ幅が小さくなるのです。

今でも長男は忘れた頃に足や顔に吹き出ものが見ます。。そしてそれがニキビや普通の吹き出ものと違うのがわかる。
もう好転反応は彼にとっては希望のサインなわけです。

私のまわりでも、足にブツブツが出たとか、お腹がくだって仕方ないとかいらっしゃいます。
好転反応らしきものがはっきり出た方達は、お医者さまからもきびしく注意されている方が多いです。
言ってみれば夜明け前の一番暗いところにいるわけですね。
本当はそこを乗り越えれば違う明日がやってくるのですが、その為には、やはり薬を買うのとは違う自分の選択に自信を持つことが大事です。そしてそれを信じること。未経験であることに躊躇が生じるからです。
それも乗り越えてしまえば大きな自信へと変わります。
少しずつ すこしずつカメの歩みでもいいではないですか。

そうしてその先にまた未知な世界が待っている。

関連記事

ページ上部へ戻る