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8.172014
STRENGTH

1985年夏、フロリダの滞在先でそのTVニュースを見ました。
長女は生後半年でした。
あれから29年。
生存者の方の回想をもとにした特別番組の中で、母娘で助かった方のお話が、とても印象に残りました。
飛行機がジェットコースターのようになり、半数の人が失神する中で、その娘さんは最後の最後まで訓練と思っていたそうです。
不思議というか凄いことです。
やがて、飛行機が御巣鷹山の丘陵に激突、、大破して崖の下に母娘は九死に一生を得るのですが、、
翌朝、母は娘の声を聞きます。
お母さん、お腹がすいたよ。
この娘さんの生命力には驚かされます。
何事もなかったような第一声。
この子がこんなだから奇跡的に助かったのか、母の母性を呼び覚ましたのか、鈍感という言葉を跳ね返すたくましさを感じるのです。
多くの亡くなられた方の無念、、ご冥福を祈りつつ、一点、ポッとあたたかい不思議なものが残りました。