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内なる自然

久々に息子とモスバーガーへ。

前日の疲れがまだトロンと残るそんな日は、それもいいかな。

コーヒーをのせたトレイ。
そこに置かれたペーパーを見て、周囲がポッと明るくなった。
ここにも震災に想いを馳せたメッセージが。。

17日は今年初めての代理店会議でした。

会議というと、もう仕事バリバリな感じに聞こえますが、とにかく出来るだけ参加したくてよく行きました。大阪まで。

何故だか分からず、それでも何かに動かされるって、あるものです。

その日は、阪神大震災から19年ということで、会議の中、震災にまつわる想いというものを社長の牛王田さんが話されました。

わたしの内、3.11と1.17が静かに重なった瞬間です。

3.11を横浜で遭遇したわたしが思ったことは、これから生きていくこども達はとにかく強くならねばということです。
陸前高田で、千年に一度といわれる大地の震動は、10年の引きこもりの青年をあっという間に外に出し、ある女性には全身鳥肌の立つほどの殺気を呼び起こし、そうして彼女も渋滞する車の屋根、ボンネットを踏み越えて夢中で見えない何かから逃げのびたのでした。

それは大地のエネルギーが呼び覚ました、人の奥深く眠れる本能、「内なる自然」とでも言いましょうか。

少し話はそれます。

長男は生後二ヶ月からアトピーになり、
三歳でステロイドの副作用の為、入院までしました。私が十日間の入院で見た治療は、毎日、やはりステロイドを塗り続けることでした。
退院後、ステロイドを断ちます。
これはダメだという強い想いがありましたから。
考えというより、私の中の何かが囁くのです。

それからしばらくの間、試行錯誤は続きましたが、一度だけ、完璧にきれいに治ったことがあります。
それは、長男が5才の夏、ソウルに滞在中のこと。知人が昔からからだに良いと言われる山の水を汲んできてくれたのです。
一週間後、皮膚は見違えたように再生してました。一週間です。
その水には、人の考えも及ばない何かがあるのだろう・・
諦めとも違う、何か深遠なものに触れたような思いで、私たちは日本に帰りました。

それから20年あまり。。

やっとたどり着きました。

アトビーの湿布に使った鉱泉、ソウルの山の岩清水に含まれていた ケイ素。

陸前高田の得体のしれない程の殺気から危機を感じたという直感 それを司る松果体のケイ素。

私たちのからだの器官を形成するミトコンドリアも、地球の地殻の多くを形成する成分も又ケイ素なのです。

「内なる自然」は ケイ素でした。

ここ一、ニ年、偶然にぐうぜんが重なり、先日の17日の会議に繋がる3.11と1.17の重なる符号。

そして、無念のうち亡くなられた方の想いをを受け継ぎ、強く生きるということは、それも又、自身の内に大いなる自然の力、長きに失われてきたケイ素のエネルギーを取り戻すことでもあります。自然への畏怖、限りない憧憬が渾然一体となり、調和を保つならば私たちを包む地球も変わりゆくことが出来るのではないでしょうか。

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